例の漱石の作品に続いては、リリー・フランキーの空前のベストセラー、『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』を読む。これまた借りもの(どうやら色々な人が僕に本を読ませたがっているらしい)。さんざん話題になった作品にも拘わらず、実は僕はこの作品の概要についてまったく知識を持たないままに読み始めたのだけれど、どうやらこれはリリー・フランキー氏が自らの半生を語ったものであるらしい。書籍化される以前...
12/16(sat)@下北沢CAVE BE、12/18(mon)@渋谷CHELSEA HOTELと、立て続けに行われた今月の、そして今年の締めくくりとなったモータープールのライブ。我々的にはやや多めの本数のライブをこなしつつ、その合間にCD『徒労の民』の為の録音を敢行したりと、なかなかに過酷だった夏を乗り切り、そうした奮闘がまずまずの成果となって、我々的にも、あるいは対外的な評価としても、かなり良いカタチで具現化してきた感の、まさに「収穫...
12/01(fri)、渋谷AXにてTHE MODSのライブを観る。今年のツアー最終日、バンドもオーディエンスも気合い充分といった感じの、全体にかなり男臭く、かつ年齢層の高いライブだった。実は彼らのライブを観るのはこれがはじめてだったのだけれど、何しろデビュー以来25年(!)に渡って不動のメンバーで活動を続けているというだけあって、演奏されるひとつひとつの楽曲に対してのアンサンブルの“馴染み具合”は実に見事なものだった。...
ひょんなことから借り受けた例の本、夏目漱石著『文鳥・夢十夜』を読み終えた。ちなみに僕は前々回の記事でこの本を短編集と紹介したのだけれど、巻末の解説によると、ここに収められている作品達は、短編ではなく“小品”と呼ばれる、日本の近代文学における独自のジャンルにカテゴライズされるものらしい。解説文の一部を引用させて戴くと、「小説ともつかず、感想ともつかず、いわば短編小説と随筆との中間にひろがる曖昧な領域な...